アルマイト [アルマイトコラム]はめあい公差とアルマイト処理前の素材狙い値について 前回のブログで、はめ合い公差の概要についてご説明しました。 「製品でのはめ合い公差」という見方をしますと、表面処理内容により、加工狙い値が変わってきます。 メッキでは処理した分、寸法が大きくなりますが、アルマイトでも寸法の変動が生じます。 今回は実際に製品でのはめ合い公差内に収めるために、 アルマイト処理前の寸法をどのように設定すればよいのかを見ていきます。 →はめあい公差についてのブログを見る ...
アルマイト アルマイトのタッチについて アルマイト処理の際、「タッチ面」という用語が出ることがあります。タッチ面とは何でしょうか。このページでご紹介をします。 1.アルマイトタッチとは 2.タッチ面の例 3.タッチ面の取り方 4.治具の種類について 1.アルマイトタッチ面とは アルマイト処理を行う際の治具との接点の事を「アルマイトタッチ面」と呼ばれます。 省略し「タッチ面」とだけ呼ばれる場合や、他にも「電極接点」などと呼ばれることもあり... ウルトラハード 硬質アルマイト 普通アルマイト
アルマイト 長尺内径アルマイトについて 通常、アルミ外面の防錆・強度アップのためにアルマイト処理を行う事が多いですが、 用途に応じ、長尺品の内径アルマイトを求められる事があります。 長尺品の内径アルマイト処理について、紹介いたします。 1.アルマイトの仕組み 2.なぜ内径にアルマイトがのらないのか 3.当社の長尺内径アルマイト 1、アルマイトの仕組み アルミニウムは大気中でも表面に薄い酸化被膜が生成されており、内部が保護されています。 ... 硬質アルマイト
アルマイト B1・B2アルマイトとは 1.B1B2アルマイトについて 2.アルマイト仕様表 資料ダウンロード アルマイトの仕様について、「B1アルマイト」「B2アルマイト」という用語が使われることがあります。 しかし、現在のJIS仕様では「B○○」という品質仕様の規定はありません。 では、何故B1・B2という用語が使われているのでしょうか。 下記にご説明いたします。 ■B1・B2アルマイトについて 現在のアルマイトJIS等級では、AA...
アルマイト アルマイトのJIS規格表記について 1.アルマイトのJIS規格の種類 2.皮膜厚さの等級 3.H8601、H8603について 資料ダウンロード アルマイトのJIS規格の種類 アルマイト(陽極酸化被膜)のJIS規格は主に下記3種類です。 JIS H8601・・・アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化被膜に関する全般的な規格 JIS H8602・・・アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合被膜に関する規格 JIS H860...
アルマイト 硫酸アルマイトと蓚酸アルマイト 〈目次〉 ①アルマイトとは ②電解液の違い ③皮膜の硬さ ④電圧の条件の違い ①アルマイトとは アルマイトとは、アルミニウム素地を電気化学反応させることで、 人工的に酸化皮膜を生成させる表面処理です。 作り方は、電解液中でアルミニウムを陽極で電解して アルミニウムの酸化被膜を成長させます。 今回はその中で代表的な硫酸アルマイトと蓚酸アルマイト について説明したいと思います。 ②電解液の違い 希硫酸...
アルマイト アルマイトの原理について 1.アルマイトとは 2.アルマイトの特徴 ①アルマイトとは アルマイトとは、アルミニウム素地を電気化学反応させることで、 人工的に酸化皮膜を生成させる表面処理です。 アルミは金属の中でも柔らかく、さらには活性な金属のため、腐食(=酸化)します。 その特性を補うため、アルマイトが活用されています。 アルマイト皮膜はセラミックの一種であることから硬度が高く、 既に酸化されていることから耐食性に優れるも...