切削加工について

切削加工について
<目次>
1、当社での切削加工工程の位置付け
当社での加工工程は、材料(引抜)⇒加工⇒表面処理(アルマイト)という一貫生産体制の中の真ん中に位置します。
すなわちそれはお客様にとって、一番メリットがあるのが材料調達から引抜⇒切削加工⇒アルマイト一貫生産だと言う事になります。
ただし、当社では機械加工(切削加工)単体でのお仕事も引き受けております。
2、一貫生産のメリット
当社での切削加工を行う場合、
材料調達⇒引抜加工⇒表面処理(アルマイト加工)をセットで受注する事が多く、品質管理も一元化が出来ます。
また各工程を他社へ依頼する場合は外注の管理や事務処理、輸送コスト等も削減が出来ます。
各工程での在庫を保有する必要もありません。
3、当社保有の設備
当社では、CNC旋盤・CNC両端加工機・マシニングセンタ・フライス盤等、多数の切削設備を保有しております。
主業はアルミニウムの管・棒ではありますが、板材のマシニング加工賃と言った仕事も請け負っております。
その場合は板材は当社手配でも支給でも対応は可能です。
また加工後に表面処理(アルマイト)をする事も可能です。
アルミニウムの切削は他金属と比較して柔らかい性質のため、回転数や送り速度を上げる事が出来、
非常に加工効率が良い材料になります。
ただしその柔らかさから、切削屑にも粘りがあり、材質によってはパーマ状になってしまう材質もあります。
自動機専用の材質もございましたが、昨今では環境問題の観点から鉛を含む快削合金は敬遠されています。
4、加工実績(材質、調質)
A1050、A1070、A2011、A2014、A2017、A3003、A5052、A5056、A6061、A6N01、A6063、A7N01、A7075等が
代表的なアルミニウムの加工材質になります。
H14、H18、H24、H32、H34、H38、0、H、F、T1、T2、T3、T4、T5、T6、T8等が
代表的なアルミニウムの加工調質になります。
その他にもアルミニウムには多くの材質が存在します。
他材質においても切削対応は可能です。
中でも当社で一貫生産している代表的な材質となると、
A1050、A1070、A3003、A5052、A5056、A6061、A6063辺りの扱いが非常に多いです。
こちらに詳細事例を掲載しております。