設備紹介 (NLX2500)

1.仕様概要
2.加工能力
3.日本伸管の加工実績
1.仕様概要
旋盤機でありながら、ビルトインモータ・タレットが備わっているため、
旋盤加工、マシニング加工の両加工を組み合わせた加工が可能です。
タレットのXYZ軸移動と旋盤の回転軸を加えた4軸加工機です。
又、オプションのクーラント冷却装置を備えております。
そのため長時間加工など温度上昇による治具やワークの熱変位が加工精度に与える影響を抑える事ができます。
弊社のNLX2500の仕様を下記にご紹介致します。
2.加工能力
NLX2500 1250 Y軸仕様
■最大加工径
・最大加工径:φ366
・最大チャックサイズ:φ300
・棒材作業能力:φ80 (L1250までの長尺加工時)
■最大加工長さ
・1255mm
■移動量
・X軸:260mm
・Y軸:±50mm
・Z軸:1345mm
・心押台:1284mm
■主軸
・主軸最高回転速度:4000回転/分
■刃物台
・工具取付本数:12
■早送り速度
・X軸:30m/分
・Y軸:10m/分
・Z軸:30m/分
3.日本伸管の加工実績
搬送車両向けドアシリンダー材
外接円φ72×L922の異形材の両端をネジ切り、切削加工をしております。
品質の厳しい搬送車両向けのドアシリンダー材に弊社加工品が採用されました。
異形引抜後、加工、硬質アルマイト処理を社内で一貫生産しております。
端部の加工公差はφ44に対し、レンジで0.039mmです。
酸素濃縮器向けパイプ材
Φ89×φ84.4×420 のパイプ材両端に段付きの内径切削を施しております。
内外は引抜にて寸法公差を出しております。
段付きの内径両端加工をNLXで加工しております。
加工公差はφ87.3に対しレンジで1mmです。
引抜と加工を組み合わせた製品になります。
精度の厳しい医療器向けに弊社加工品が使われております。
フォークリフト向けパイプ材です。
φ50.8×t1.6×450
両端スリット加工を施しております。
上記は一例ですがNLX2500では多面加工など様々な
加工ができます。
アルミの加工案件がございましたら一度ご相談ください。