日本伸管の高精度引き抜き技術。
アルミ製品の薄肉化、無切削化といった時代の要求に対して、日本伸管では抽伸技術の向上にたゆまぬ努力を重ねることで、多様なニーズにお応えして参ります。
アルミ加工の高精度な抽伸技術
アルミ製品の薄肉化、無切削化といった時代の要求に対して、日本伸管では抽伸技術の向上にたゆまぬ努力を重ねることで、多様なニーズにお応えしてまいりました。異形引抜技術により、複雑な断面形状の製品でも精度の高い製品を提供いたします。
主な用途
(1)感光ドラム材
弊社では自動専用ライン(デュアルライン<海外での特許取得済み>)の導入により、高品質・低コストの製品を大量生産できる体制を整えています。
φ80×肉厚0.9×200mmサイズで、従来100分の5だった真円度を100分の2まで高めました。
国内大手事務機メーカーや感光体メーカーに納入実績があり、生産量:200万本/月は、世界シェア3位となっています。
(2)マグネットスリーブ
溝入りパイプの開発に成功。無切削化のユーザーニーズにお応えしています。中小企業優秀新技術・新製品賞で優秀賞を受賞。
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(3)光学材
お客様のご要望によって、少量・多品種・短納期での生産対応も可能です。受注から出荷まで、通常5日~7日の短納期体制を整えています。
弊社の製品は、加工後の変形が少なく、真円度が良い ため、お客様の切削工程において、高い評価をいただいております。
その証として、国内シェア50%のトップシェアを獲得しています。
製品用途例
・感光ドラム
・マグネットスリーブ
・リニアモーター用冷却パイプ
・デジタル一眼レフカメラ鏡筒部品
具体例
南極氷床深層掘削ドリルの外管に採用されました。
4,700ミリメートルの長さに対して曲がりが0.3ミリメートルというJIS規格の15倍の精度を実現。
製作可能範囲について
本社工場・白河工場を合わせた、製作可能な引抜範囲を下記サイトにまとめております。
⇒ 一般製作範囲表を見る
Q. どんな金属を取り扱っていますか?
A. 当社がメインで扱っている金属はアルミになります。
中でも A1050、A3003、A5052、A5056、A6063を多く取り扱っております。
アルミ以外にも扱っている金属製品も一部ございます。
Q.アルミ以外の金属も取り扱っていますか?
A.
当社の技術であるクラッド引抜にて一部、Cu・Fe・SUS・樹脂等のアルミ以外の材料を使用する場合もあります。
アルミ以外の金属を単体で引抜はしておりません。
クラッド引抜について詳しくはこちらをご参照下さい。
クラッド引抜に関してはこちら
Q. どんな合金がどんな用途に向いていますか?
A.
当社のブログにアルミ合金の特徴と用途についてまとめた資料がござます。
こちらをご参照下さい
アルミ合金の特徴と用途
Q.製造可能なサイズについて教えてください。
A.アルミの種類にもよりますが、一般的に利用できる多くのサイズをカバーしております。
詳しくは「
一般製作範囲表」をご確認願います。
また、専用金型を製造することであらゆるサイズの製造が可能です。
Q.一般的に製造出来るサイズは?
A.当社が保有している汎用金型を使用した場合、小径からφ100程度までならば0.5mm刻みで
金型を保有しております。
その金型の組み合わせ(外径と内径)で製造が可能です。
製造範囲については「
一般製作範囲表」をご確認願います。
Q.金型製造の費用について教えてください。
A.JIS一般公差であれば現有金型で製造可能ですが、独自に金型を製造することも可能です。
0.1mm単位の細かい仕様も可能です。
ただ、金型費用については、サイズなどによって異なってしまいますので、
お手数ですが別途お問い合わせ下さい。
Q.金型製造の費用について教えてください。
A.JIS一般公差であれば現有金型で製造可能ですが、独自に金型を製造することも可能です。
0.1mm単位の細かい仕様も可能です。
ただ、金型費用については、サイズなどによって異なってしまいますので、
お手数ですが別途お問い合わせ下さい。
Q.大まかな金型費用はどれ位ですか?
A.φ10程度の小径であれば数万円のレベル、φ100程度の大径になれば数十万円のレベルです。
更に精度や粗さ等のご要求が厳しい場合、専用の材料が必要になり、
材料の金型が別途必要な場合がございます。
また異形引き抜きも一品物のため、材料の金型と引き抜きの金型が必要です。
Q.製造ロットについて教えてください。
A.基本的には20kgからとなっていますが、
それ以下の小ロットについても一式価格となりますが対応可能です。
Q.20KG以下のロットの価格はおよそどの位ですか?
A.小ロットの価格についてですが、アルミ管を1本製造するにも1000本製造するにも
最低限の段取りが必要です。
その分の費用を含めて一式価格として頂戴しております。
一式2万円~5万円位が多く見積もり回答している価格帯です。
Q.引抜の最適製造ロットのおおまかな考え方は?
A.試作で1~2個をオール切削で行うと金型費は掛かりませんが、
1個の費用が高く量産には向きません。
一方、鋳造や鍛造は材料価格が安価で量産向きですが、金型費用に数百万円掛かる事もあります。
引抜はその中間とお考え下さい。
試作の数量から型物成形の間のロットで、金型費用も試作の時の治具費用から型物成形の量産金型費用との中間で数十万円になる事が多いです
Q.引抜管の在庫販売は行っていますか?
A.誠に申し訳ございませんが、当社は受注生産の生産体制となっております。
ですが、保有材料から製作できるアイテムでしたら、2~3週間でお届けできるものもありますので、お問い合わせを頂けましたらと存じます。