弊社お取引先様へ「日本伸管ってどんな会社?」と質問をさせて頂きました。
その中のお声を一部ご紹介させて頂きます。
これまでは他引抜メーカーより、材料としてパイプを購入し、機械加工と表面研磨を行っていました。
ですが、表面研磨で取りきれないキズがあり、そういったものがNGとなってしまい、生産性の低下や不安定な在庫管理が慢性的な問題となっていました。
日本伸管では、機械加工・表面研磨の一貫生産で、部品として納入されます。
納入品は部品化までされているため、在庫=良品として扱えます。
材料メーカーで後加工まで一貫で生産出来る事はとても大きな強みだと思います。
日本伸管は一言で言うと、5Sが徹底されている工場です。
油を多く扱う職場にも関わらず、床に油が落ちていないことには驚きました。
また、作業者の方々は一人ずつ手を止め挨拶して下さいます。
これは短期間で実行できる事ではなく、長年の教育の積み重ねの成果だと思います。
私たちの工場でも見習いたいと思っていまして、グループ会社のスタッフにも紹介させて頂いております。
新入社員研修の一貫で、日本伸管の工場見学を毎年させて貰っています。
私が引率をさせて頂くことが多いのですが、見学をさせて頂く度、新しい加工機が導入されているイメージです。
「これから機械加工に力を入れていきます」という言葉通り、複合旋盤やマシニングなど、特に切削加工機が、本社工場も白河工場も積極的に導入されています。
これまでは出来なかったものも、いつの間にか加工機が導入され、出来るようになっていたという
ケースがあります。
実際、大径パイプの切削加工で、これまで遠方の外注で出されていたものを内製化されました。
内製以後、品質・納期のトラブルが全く無く、助かっています。
他のメーカーで断られた案件でも、相談にのってくれる会社です。
工程が複雑な案件でも、協力工場を駆使し、かたちにしてくれることがあります。
営業さんから「最初からうちに相談してくれれば・・」とお言葉を頂戴しましたが、その通りでした。
それ以来、一番最初の相談先に日本伸管をあげるようになりました。
これまでアルマイトの依頼を行っていた処理メーカーが忙しく、アルマイトの問題で納期遅れが発生してしまっていました。
ホームページで日本伸管さんを見つけ、問い合わせをさせて頂きましたが、最初は引抜メーカーのため、ダイカストのアルマイトは積極的に対応していないだろうと思っていました。
ですが、ダイカストアルマイトは長年の実績があり、精密ラインを作るほど、ダイカスト品に対して積極的な開発を行っていました。
納期管理もしっかりしており、信頼できる処理メーカーさんとして、お付き合いをさせて頂いております。
日本伸管さんは品質・納期のレベルがピカイチです。
本来でしたら引抜材料は日本伸管さんに全てお願いしたいのですが、設備的に作れないものがあり、その分は他のメーカーさんにお願いをしております。
そのため、「もう一息!」と評価をさせて頂きます。
ですが、日本伸管さんは設備投資に前向きなメーカーさんですので、
これまで出来なかったものも、改善し、作れるようになるのではと期待をしています。
元々はアルミの材料をA社から調達し、機械加工をB社、カラーアルマイトをC社と、それぞれのメーカーさんにお願いをしていました。
ですが、アルマイトの色にバラツキが発生したり、キズの問題が発生したりしました。
色については、C社から「材料のせいでバラツキが起こる」、 キズについてはそれぞれのメーカーさんが、「自分の所で付けたキズではない」との回答しか貰えませんでした。
ホームページで一貫生産を行なっている日本伸管さんを見つけ、問い合わせをさせて頂きました。
問い合わせ後、「近いから」とすぐに訪問して下さり、「アルマイト前に研磨を入れた方が良い」「化学研磨アルマイトの方が発色が綺麗」と、色々な提案をしてくれました。
限度見本も作って下さり、安定した品質の製品をお願いすることができるようになりました。
また、短納期でのお願いとなってしまった際も、「頭出しはいくつ必要ですか?」と分納で日程を早める方法の提案をしてくれました。
日本伸管さんのトータルコーディネートのおかげで、「一社のメーカーさんにお願いすること」以上のメリットを出して頂くことが出来ました。